蕎麦とシカ肉の料理実習


手打ち蕎麦と鹿肉の絶品料理を堪能(2024.12.13)


2024年12月13日(金)午前10時から、エルプラザ2階の食材研究室において、「朝一で打った蕎麦と、鹿肉の調理実習」が開催されました。当倶楽部からは6名、Men'倶楽部からは2名が参加し、和やかな雰囲気の中での実習となりました。



斉藤雅人氏と宇野啓介氏の写真
蕎麦道場で鍛錬を積んだ柏谷会員

この日の主役は、柏谷会員が丹精込めて朝一で打った蕎麦です。彼が茹で上げた蕎麦は、香り高く、食感も絶妙で、まさに手打ちならではの品格が漂います。つけ汁には、鶏肉とネギ、キノコの油炒めを贅沢に入れ、深い味わいを引き立てました。手打ち蕎麦とつけ汁の間に織りなす絶妙なハーモニーに、参加者たちは思わず舌鼓を打ち、その名に恥じない美味しさを堪能しました。


さらに、鹿肉の調理には北野会員が大活躍。彼は先日本別町付近で、腕利きの鹿討ちハンターに同行し、見事に分けてもらった新鮮な鹿肉を使用しました。この日のレシピは、鹿のもも肉を使用したジューシーなステーキと、バラ肉を使った香ばしいごぼうあえの2種類で、どちらも絶品でした。


また、食材研究室の隣でお仕事をされている札幌消費者協会事務局の職員の皆様にも、心を込めて調理した料理を賞味していただきました。「美味しい、美味しい」との嬉しいお褒めの言葉をいただき、参加者の皆様は一層の満足感を抱いていました。



プロの技に目と耳集中!の写真
参加者が見守る中での調理光景!

今回の調理実習は、当倶楽部に在籍している食のプロフェッショナル2名が考案した特別なメニューであり、参加者からは好評のうちに幕を閉じました。美味しい食材と楽しさが溢れるひとときを過ごし、心に残る素晴らしい体験となりました。


今回の調理実習では、エゾシカの有効活用がテーマとなりました。エゾシカは北海道の自然環境において増加しすぎており、農作物被害や生態系への影響が懸念されています。そこで、食材としてのエゾシカ肉を積極的に利用することで、環境保護と地域経済の活性化を図る取り組みが進められています。参加者たちは、美味しい料理を楽しみながら、エゾシカの環境問題についても理解を深める貴重な機会となりました。