令和7年1月11日(土)、札幌のエルプラザ2階にて、エゾシカ倶楽部とメンズ倶楽部の合同企画料理教室が開催されました。
両クラブは札幌消費者協会傘下の研究会です。
このイベントは、昨年秋にメンズ倶楽部からエゾシカ倶楽部へのオファーを受けたことから実現したもので、一か月前に試食会などの準備が行われました。
今回は、両クラブのメンバーが一堂に会し、料理を通じて新たな絆を深める機会となりました。
メンズ倶楽部は、主に団塊世代やプチ団塊世代の男性を対象に、家庭料理や家事に関する実践知識の取得や、消費活動に関する知識情報の交換と研究を行っている組織です。
定期的に「男の料理研究」や「社会時事研究」を開催し、参加者が家庭生活に積極的に参加できる力を養うことを目的としています。
当日は、エゾシカ倶楽部から5名、札幌消費者協会組織課から1名を含む12名が参加しました。料理教室のメニューは、フレンチトースト、エゾシカ肉のステーキフライドポテト、かぼちゃスープの3品です。
司会はエゾシカ倶楽部の中村さんが担当し、まずメンズ倶楽部代表の種村さんとエゾシカ倶楽部代表の武田さんが挨拶を行いました。
次に、板倉さんによるレシピの説明と調理法の紹介が行われ、参加者たちは興味津々で耳を傾けました。
エゾシカ肉のステーキについては、北海道の腕利きハンターから直接仕入れた新鮮な素材であり、参加者の期待が高まりました。
調理が始まると、初心者の私でもメンズクラブ会員の丁寧な指導のもと、エゾシカ肉を扱いながら、フレンチトーストやかぼちゃスープにも挑戦することができました。
エゾシカ肉は、柔らかくジューシーな食感が特徴で、口の中でとろけるような美味しさが魅力です。
また、鉄分が豊富で栄養価が高く、脂質が少ないためヘルシーな食材としても注目されています。
特に、エゾシカ肉のロースは、脂身が少なく赤身の旨味が凝縮されており、ステーキにするとその美味しさが最大限に引き出されます。
参加者たちは、料理の過程で感じる料理の楽しさだけでなく、エゾシカ肉の魅力を実感し、普段味わえない特別な体験をすることができました。
料理教室の締めくくりには、じゃんけんを用いた抽選が行われ、4名にクオカードが当たるという楽しい余興もありました。
この瞬間、参加者全員が笑顔になり、和やかな雰囲気が漂いました。料理を通じて生まれた交流は、参加者にとってかけがえのない思い出となり、今後の活動への意欲をさらに高める結果となりました。
公益社団法人 札幌消費者協会「北海道エゾシカ倶楽部」 代表 武田佳世子
060-0808 札幌市北8条西3丁目 札幌エルプラザ2階
TEL :011-728-8300 / FAX 011-728-8301 E-mail:ezoshika_club@yahoo.co.jp