北海道新聞で注目の記事を見つけました!!
北海道新聞、朝刊道北版には「旭山動物園わくわく日記」というコーナーがあります。
2019年6月17日のわくわく日記のテーマは「エゾシカとの共生」でした。
北海道エゾシカ倶楽部で唯一の旭川在住会員として、これは是非、みなさんにお知らせしなければと思い、投稿します。
旭山動物園には「エゾシカの森」があります。
その一角には農園があり、そこで、野菜を育てているそうです。
この農園は「野生動物と人はどうすれば共生できるのか」を考える役割を担っています。
記事中写真は園内の農園で、周囲を電気柵で囲っています。
道内では野生のエゾシカが農作物を食い荒らす被害が
後を絶ちません。
この農園も、去年は、子シカに野菜の一部を食べられてしまった
そうです。
野生では、増えすぎたエゾシカは食料に困り、農家はその被害
に困っている状況で、このままでは双方が不幸です。
旭山動物園には猟銃免許を持つ飼育員が3名いて、
時にはエゾシカの駆除にも参加して、共生の道を探求しています。
現在、旭山動物園には9等のエゾシカを飼育しています。
写真の通り姿も愛らしく、園内で草をはむ様子がほほえましい
様子を見ることができます。
ぜひ、旭山動物園におこしください!
さて、記事に戻ります。
「エゾシカはなぜ増えたのか・・・それを考えさせられるモニュメントが旭川市内7条緑道に設置されました。」
とありましたので、早速、行ってみました。
7条買い物公園には、元飼育員で絵本作家のあべ弘士さんが看板を描いた子ども富貴堂があります。
そして、7条緑道を歩いてみると・・・ありました!
あべ弘士さん作「エゾオオカミ物語」がプレートで紹介されていました.人による駆除などでエゾオオカミが絶滅、シカ急増につながった歴史の物語です。
そして、7条緑道を歩いてみると・・・ありました!
あべ弘士さん作「エゾオオカミ物語」がプレートで紹介されていました.人による駆除などでエゾオオカミが絶滅、シカ急増につながった歴史の物語です。
旭山動物園では、その物語を絵巻風に描いたイラストをオオカミの森入り口に設置したそうです。
「エゾオオカミ物語」が私たちに問いかけます。
「エゾシカを害獣にしたのは誰?」
北海道エゾシカ倶楽部はその問いを、少しでも多くの方々と考えていきたいのです。
公益社団法人 札幌消費者協会「北海道エゾシカ倶楽部」 代表 武田佳世子
060-0808 札幌市北8条西3丁目 札幌エルプラザ2階
TEL :011-728-8300 / FAX 011-728-8301 E-mail:ezoshika_club@yahoo.co.jp