11月3日に、今年7回目となる鹿公園(安平町)に行き、飼育員の方のお話を聞くことができました。
最近、雄一頭が病気で亡くなったとのことです。歩行困難となって食べられなくなり、わずか2日で亡くなりました。これで飼育頭数は11頭(オス4頭、メス7頭)となりました。
今年6月に誕生した小鹿と、穴に落ちて角を半分折ってしまったオス鹿は元気に園内を歩いていました。最近、飼育員のお一人が、給餌の際にお尻を角でつつかれて、血が滲むということがあったそうです。
毎年10月、11月が発情期ということで、雄同士が角を突っつきあっていましたが大事に至らず、すぐに離れていきました。この時期は雄の鹿は発情していてもメスの鹿はまだ発情していないため、オスが気が立って雌を追いかけ、メスが逃げているような状態でした。
角の折れたシカ(現在)
ケガをしたメス鹿と餌入れ
メスの一頭は、オスに腹部をつつかれて穴が開きました。
最近、近隣の農家さんから餌としてカボチャをたくさんもらったそうです。管理小屋の壁際に積んでありました。柵内には、塩分とミネラルの補給のための鉱塩が置かれた木の台があり、雨の侵入を防ぐための木の板の覆いも設置されていました。
これから雪が積もりますが、鹿たちは元気に雪の上で暮らしていくそうです。 (法元盛信 2024.11.10 記)