「動物の飛び出し注意を呼び掛ける警戒標識」について「北海道にはエゾシカしかいないのに、標識にあるイラストのシカ角の向きが逆ではないか」との質問にお応えした記事を掲載(2021.7.6)。その中で、日本の道路標識は国連で定められたものを使用(国連標識)している。なので、シカの図柄は日本のシカをモデルにしていない。しかし、道内に於いては、数年前から新しく設置する場合には、シカ角の向きを変えるようになっているため、次第に更新されていく(札幌市開発局)。と書きましたが、いよいよ、その時がきたようです。 関連記事:「動物注意」道路標識の謎
5/25から帯広・釧路・北見に出張していましたが、以前、WEBページの記事になっていた「鹿注意」の看板で面白いものを見つけました。
道東自動車道の芽室手前あたりと道央自動車道の旭川鷹栖付近では、鹿注意の看板の鹿角がエゾシカの角に修正されていました。(古い看板の鹿の頭の部分に上からシールが貼ってあります。)
道央自動車道の深川付近では新設されたエゾシカバージョンの看板もあります。
一方、旭川紋別自動車道は、現在も古い国連標識のままでした。
順次、看板の角がエゾシカになっていくとすると自動車道で3種類見られるのは今だけかもしれません。
エゾシカ情報については、看板一つとっても面白いですよね。but車の窓ガラスが汚れており、綺麗に撮れなかったのが残念!
当情報を呼び水に、道民の方から「ここも変わっていた」みたいな情報が集まると面白いなあ!
エゾシカ情報は角1つとってみても奥深し…ですね。 (板倉修一)