エゾシカが増えたことで、最近は熊が増加。しかも市街地近くに定住していて危険です。しかし、クマを撃つことは、シカを撃つより更に難しいと生物多様性の講座などで伺っています。その熊の肉が、エゾシカ倶楽部に届きました。
先のエゾシカフェスタでパネラーを引き受けてくださった西興部村養鹿研究会の中原慎一会長からです。
我がエゾシカ倶楽部では、誰ひとり熊の肉を見たことなく、食べたこともありません。エゾシカならぬヒグマの調理。究極のジビエ料理研究とあって、見たい!食べたい!話のタネに!と興味津々の9人が集まりました。
しかし、熊肉レシピを知る者はいず、どうしたものか。思案の末の選択が、肉は焼き、ご飯に味噌汁、野菜炒めという定番の焼肉定食。慣れぬ手つきで肉を捌き、全員、生き生きとして働きました。一生に一度になるかもしれないクマ肉の食体験。予想以上の美味しさでした。この日、学んだことは脂身も捨てずに使うことが美味しさにつながるということ。ちなみに、捕獲されたヒグマは350kgもあったそうです。こんな体験もエゾシカ倶楽部なればこそ・・・。