7月11日(土)は、エゾシカ倶楽部の定例会として、リニューアルした北海道開拓記念館を見学しました。
エゾシカ倶楽部の活動とは無関係に思われますが、実は北海道先住のアイヌ民族は、エゾシカとは食料確保の手段として生活に密接な関係があるとのことなので、そのアイヌ民族に関する展示を主に見学をしました。
農耕民族で定住志向のあった和人とは異なり、エゾシカや小動物の狩猟を生活の糧にして、それらの肉と皮を活用しながら、住む場所を自由に変える狩猟を主体とした生活スタイルだったそうです。
また、狩猟して取り出したエゾシカの皮は、和人の商人を通じて太鼓の革として江戸時代にすでに活用していたという事も知りました。
また、増えすぎたエゾシカがもたらす問題と、その活用策としてエゾシカの皮革製品が展示されており、エゾシカ問題とその対策が北海道全体の注目を集めていることも改めて認識することができました。