黒松内町ツアー参加後、将来の連携を視野に、後志生物多様性協議会(15町村2団体)事務局長様と2~3のメール交換をさせていただいております。貴重な情報をいただきました。
北大マルシェに出店し、協議会のPRと朱太川天然アユを紹介、塩焼きを販売したところ、予想を上回る状況で売り切れたとのこと。
マルシェの入り口近くでは、食材の値段について考えるイベント「北大HOWマッチ」がおこなわれていて、23日午前の回は黒松内町の天然鮎。はじめにお客様全員で予想した、鮎一尾の値段は平均800円。しかし、鮎の育ち方や生息環境、その保全についてお話を聞いてから、もう一度、値段を予想すると、平均1000円以上まで上昇。会場のお客様は何度も迷って予想価格を考えていたそうです。
正解は驚くなかれ!鮎一尾当たりのお値段、実は1200円以上とのこと。
実際に会って買い手の感覚を知ることができ、生産者や売り手としても発見のある催しだったそうです。私は400円でも高価だと思っていたのですが。
事務局長様のメールには「一次産物や野生生物の商品価値を適正に保つためには、その背景を知ったうえで正しく理解する事が遠回りのように感じますが、実は近道なのかもしれません。正確な情報を付加して、それを消費者が理解する事が肝要ですね。」とありました。エゾシカ肉も今は高価ですが、その背景には沢山の事情が秘められています。そこの所を伝えていくことが私たちの役目かもしれません。
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