北海道内音更町で37.8度。熱中症で搬送36人!

北海道では6月3日、気温が大幅に上昇。音更町の37.8度は1924年7月に帯広市で観測された観測史上最高の37.8度と90年ぶりに並んだという。全国ではどうだろうか。

総務省消防庁は3日、5月26日から6月1日までの1週間、全国で熱中症により病院に救急搬送されたのは1637人で、うち4人が搬送時に亡くなったと発表した。前年同時期(5月27日~6月2日)の搬送者数は230人で、約7倍。年齢別では65歳以上の高齢者が703人で4割を超えた。

3月17日。独立行政法人「国立環境研究所」が、地球温暖化による日本への影響の報告にあった今世紀半ばには、熱さが原因で死亡する人が2倍以上に増えるとの記載がにわかに現実味を帯びてきたようだ。エゾシカ問題も根本は環境問題から発している。私たちは、これら気候変動の影響リスクを知り、真摯に向き合っていかなければならないと思う。