□鉄板串焼店「仲町ガバチョ」


「仲町ガバチョ」の外観
「仲町ガバチョ」の外観

5月20日(火)に、当倶楽部主催による、エゾシカ肉を食すランチ会が開催されました。

場所は、レトロ風建築が残る狸小路5丁目に、2年ほど前にオープンした『仲町ガバチョ』。

お店側のご好意により、普段は営業していないランチタイムに特別に店を開けて頂きました!


「和」にあふれる店内
「和」にあふれる店内

『仲町ガバチョ』の外観や内装は、日本に留学した架空のスペイン人『ホセ』が故郷に戻り、日本をイメージした串焼のお店をOPENするという、外国人の目から見た「和」の体現がコンセプトとのこと。

 

店前は「熊の木彫り」、2階の壁には大きな「のれん」、内装は着物のオブジェ、壁には「日めくりカレンダー」や花札、扇子、提灯など、ジャポニズムに溢れる心落ち着く空間が提供されており、他の居酒屋とは一線を画するこだわりがあり大きなインパクトを感じました。

また、気軽に「和のしつらえ」を味わえるということで、外国人観光客にも気に入ってもらえるのではないかと思いました。


大和田料理長
大和田料理長

参加者21名の顔ぶれは、弁護士をはじめ、予備校の講師、会社経営者、鍼灸師、食文化を研究する大学院生など多士済々。

年齢層も20~60歳代の幅広いメンバーの食事会となりました。

 

料理長の大和田さんは、日本料理の老舗で有名な「札幌なだ万雅殿」において、懐石料理など和食の真髄を修業をされ居酒屋に転身された方で、腕によりをかけた北海道の食材にこだわった料理ともに、今回のメインであるエゾシカ肉も大いに堪能できました。


サロベツ鹿の内もも肉のたたき
サロベツ鹿の内もも肉のたたき

我々が食したエゾシカ肉は、

 

1.サロベツ鹿のハツ(心臓) ラスエヌハヌート(モロッコのミックススパイス)

2.サロベツ鹿の内もも肉のたたき 

3.サロベツ鹿のシキンボウ(外モモと内モモの中間)のグリル

 

それぞれの肉は、確かな技術でその部位に適した焼き加減がされており、また世界中から取り寄せた塩や調味料 により素材に合わせた極上の味付けがされており、香辛料が浸み込んだエゾシカ肉が口の中にジワッと広がる食感は感動的でもありました。

サロベツ鹿のハツ
サロベツ鹿のハツ

『仲町ガバチョ』は、シカ肉のほかにも多くの種類の肉も扱っており、鉄板串焼きが一串80円からとリーズナブルに楽しめます。

1階はカウンター席、2階はカップル席や少人数の宴会に対応したテーブル席などがあり、1人から仲間うちまで多様なシーンで利用できる形となっています。        (東野記)


         「仲町ガバチョ 鉄板串焼店」

          札幌市中央区南2条西5丁目(狸小路5丁目アーケード内)

          16:00~翌1:00

          金土祝前16:00~翌3:00

          定休日:無休