居酒屋店主が指南!美味しさ抜群シカ肉料理


もっと!この味広げたい「レシピ5種」(2024.9.15)


2024年9月15日。「シカ肉調理研究」を実施。指南役は札幌市北区で居酒屋「おかげさん」を営む斉藤雅人氏だ。これまでの調理実習とは一風異なる。プロから学ぶ調理法は、斉藤氏が4月入会の新メンバー、宇野啓介会員の友人だったことから実現した。



斉藤雅人氏と宇野啓介氏の写真
斉藤雅人氏&宇野啓介氏

<レシピは5種>

 ロースト(ランプ)②鹿酢 ③サーロインステーキ ④外モモ生姜焼き ⑤ヒレカツ 


どれもこれも「美味しかった」の一言に尽きる。臭みなく、硬くもなく、これがシカ肉だなどとは思えない味覚。講師は、それぞれの部位に合うレシピ、調理法を考え、昨夜から調味料に肉を漬け込むなど入念な下準備をしたシカ肉を持参してくれたもの。


ところが、後で聞くとシカ肉料理を作ったのは、これが初めてだという。皆、驚いてしまったが、それもその筈、帰宅後HP「おかげさん」を開いてみると本業は海鮮居酒屋さんだったのだ。



プロの技に目と耳集中!の写真
プロの技に目と耳集中!

この日は、3人の外部参加者も見えていたが、余りの美味しさに「もっと沢山の人に、この美味しさを知ってほしいね」「どうしたらシカ肉を広められるだろうか」と感嘆しきり!美味しい上、栄養価も他の肉を凌ぐとなれば世間に広めていく価値は十分にあると全員が改めて認識。


増えすぎたエゾシカは捕獲するしかないが、その肉を好んで食べる人が増えれば、回りまわって森林破壊を防ぐことに繋がっていく。農業被害も減少する。農作物被害は農家だけのものではない。被害を受けた分、農産物の市場への出荷量は減少し、価格は高騰せざるをえない。これを負担していくのは私たち消費者であることを忘れたくない。







調理講師:斉藤雅人「おかげさん」店主(北39条西5丁目アルトンビル)011-374-6829

HP 書き込み「清潔感があり、接客が丁寧で気持ちが良かったです」他